Economics経済
経済Economics
今の経済で最も不思議なことは何でしょうか?
色々とお答えがおありだとおもいますが;
私は 「異次元緩和」で物価が上がらないことだと感じています。
黒田総裁がやっていることは、伝統的には「インフレターゲット」と呼ばれている政策です。 今は物価を+2%に引き上げる政策だと考えられていますが、「インフレターゲット」は物価の上昇を+2%∓1%に抑える政策です。3%を超えればインフレになるおそれが強いので引き締めに入る。1%を下ればデフレになる恐れが強いので少しインフレ策を加えるというのが基本です。
以前でしたら、とうに大インフレになっている筈の政策を黒田総裁はやっているのですが、全く不思議なことに物価は+2%に遥かに届かない。
しかし、これは有難いことです。景気浮揚策を安心してやっておられる。
しかし、インフレにならない理由はなんでしょうか。 恐らく日本や世界の供給能力が驚く程上がったことではないでしょうか。
このような環境下では財政赤字もそれほど心配はいらないことになります。将来的には財政は均衡させ、赤字は返済しなければならないのは勿論ですが、それを急いでは、大デフレになってしまいます。
インフレになれば、それを納める手立ては幾らでもあるのは容易にご理解いただけるでしょう。
プロのエコノミストがこのようなことを言わないのは色々思惑があるからでしょう。例えば、財務省ににらまれる、等々。
◎ トヨタ、米に電池新工場 日経21.10.19TUE.
25年稼働、30年までに3800億円投資
豊田通商と共同出資。米に新会社設立。米国で30年までに車載電池の生産に3800億円を投じる。電動車シフトに対応するとともに、競争力の核となる電池の生産を自社グループで主導。出資比率はトヨタの北米子会社が90%、豊通が10%。30年にHVを含めた電動車を800万台販売する。そのうちEVと燃料電池車(FCV)は合計200万台。切抜き。資料。
◎「売れる農業」県内一丸 稲作から転換 奏功。21.08.14sat 日経から
宮崎(宮崎牛)や鹿児島(鹿児島黒牛、かごしま黒豚)、ブランド確立 切抜き資料は 大透明BOX
2019年農業総生産額 8兆8938億円
中四国の農業産出額 1位岡山市222.3億円
約4割の90億円は米。業務用に多い、「朝日」や「アケボノ」、酒造りに適した「雄町」等
岡山県が全国一位の生産量を持つピオーネや清水白桃等の果物生産も強み。
岡山市はモモの栽培面積118ha->121ha,ブドウのそれを105->108haに伸ばす。(いずれも19年度から25年度)。16年からは「地産地消マルシェ」文責熊代